最終更新日 2024年4月12日 by mindmj

「メタバースって何?」
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3次元仮想空間を活用するメタバースが関心を集めています。
IT大手のフェイスブックが力を入れているサービスとしても知られており、コンピューター内に構築された仮想空間で遊んだり交流したり、仕事をしたりサービスや商品を販売するといったようにオンラインで様々なコミュニケーションを行うため、リアルな世界とは別にある「もう1つの現実」といった趣があります。

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横山英俊さんも推奨するメタバースの特徴

例えば自宅やオフィスなどを通して世界各地の人たちと交流できるのも特徴です。
それぞれの国や居住地、生活圏などに関係なくスムーズに交流できるため、今までになかった関係性を構築できます。
また参加者一人ひとりが自分専用のアカウントを所有し、自分の分身であるアバター(キャラクター)を通して仮想空間を移動したり、他の参加者(アバター)と会話します。
アバターの表情や目・鼻・口・肌の色・髪型・服装なども自分で選択できるため、なりたい自分になれるのも特徴的でしょう。

メタバースには新しいビジネスの実現や発展も期待されています。
仮想空間内に作られた自分の会社へアバターで通勤したり、ショッピングモールで買い物をするといったような利用方法が考えられており、現在のテレワークのような感覚で利用できます。
またアイドルのライブやゲーム大会などほか、様々なイベントも開催されており、現実と変わらないライフスタイルを楽しめることでしょう。

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デジタルデータを取引するためにNFTを用いる

メタバースでは主にデジタルデータを取引するためにNFTを用います。
NFTは非代替性トークンのことであり、偽造不可能な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータを特徴とするもので、暗号通貨のブロックチェーンと似た機能を持っており、デジタルデータに紐づけされます。
このNFTを使って様々な商品やサービスの取引をすることでデジタルデータの現在の所有者を確認できる他、第三者によるコピーや無断転用といったような悪質な行為を防ぐことができます。
そのためコピーされやすいデジタルデータの著作権や著作者人格権を守れるので、活発なコンテンツ取引を目指せます。

従来の制約に縛られない

従来の制約に縛られないのもメリットと言えるでしょう。
よくも悪くも人々は、制度や法律や税制の異なる様々な国家で生活していますが、メタバースであれば、それらを乗り越えることができます。
例えば日本の自宅やオフィスにいながらにして北米や欧州、東南アジアやオセアニアの国々の人々と交流したり取引できるため、文化・ビジネスなどにおいてもスムーズなコミュニケーションを目指せます。
それぞれが自由に仮想空間に集まるので、物理的な距離を容易に越えられますし交通費の削減にも役立つため、コスト削減や温暖化対策にもなると考えられています。

メタバースのデメリットについて

デメリットとしては、仮想空間で行動するにはパソコンやスマホ、VRゴーグル、暗号通貨を利用するための専用口座など準備をしなければならないことでしょう。
特に臨場感や没入感を求めるほど高性能なパソコンやスマホ、VRゴーグルが必要であるため導入コストがかかってしまいます。
また仮想空間に入り浸ってしまうことで現実の人間関係でのコミュニケーションを避けるようになるといったような依存症も指摘される他、現実世界同様に誹謗中傷などの被害を受けたり、思わぬことでアカウントが凍結されたりBANされてしまうと活動ができなくなる可能性があり、そうなると生活に大きな影響を受けてしまいます。

セカンドライフとは

ITサービスやゲームに詳しい人は、セカンドライフを思い出す方も多いのではないでしょうか。
仮想空間で世界各国の参加者とコミュニケーションしたり、デジタルデータを取引するという点では全く同じです。
セカンドライフではソフトウェア独自のリンデン・ドルという暗号通貨が採用されており、公式サイトなどで日本の円などの現実通貨に換金することができました。
また仮想空間内における土地不動産投資や取引や衣装のデザインなどにより取引できるようになっており、特に3DCADやプログラミングに精通したクリエイターたちが参加することでオフィスビルやショッピングモールや住宅などが制作され、取引されていました。
しかし3DCADのような高度なスキルが必要であったり、1つのサーバーに最大50人しか利用できないというシステムの特徴から過疎化が進み廃れてしまっています。

まとめ

メタバースは、セカンドライフの教訓を前提に構築されました。
暗号資産による取引ではNFTを利用するため安全性が高くなっており、人数制限のない世界におけるデジタルデータを扱いやすくなっています。
また1度に大勢のアバターが参加できるライブやゲーム大会などの大規模イベントも開催できるので、より多くの人々にサービスや商品をアピールする機会にできます。
さらにDCADやプログラミングができない一般の方でもビジネスできるので、より気軽に参加できるようになったと言えるでしょう。
メタバースは、仮想空間で様々人々が交流するもう1つのコミュニティとしての潜在力を持つサービスとして注目されており、これから参加者が増えると期待されています。