最終更新日 2024年4月12日 by mindmj

株やFX、先物取引などを金融商品を扱う証券会社のメイン業務はこれらの取引を個人ユーザー・企業および取引所の間に立ち、取り持つことです。
これを大きく分けるとブローカー業務とディーラー業務に分けることができます。

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JPアセット証券が教える証券会社の業務内容

ブローカー業務

まずブローカー業務についてですが、これは基本的に株などを「買いたい」もしくは「売りたい」という注文を多くの人から受け、それを証券取引所に伝えることです。
株と聞くと、個人が節税や副業として片手間にやるイメージですが、中には本業として株取引を行い生計を立てている方もいらっしゃいます。
また、企業(法人)も同じように節税や社員の年金・積み立てた保険料を株に投資することでリターン(投資利益)獲得を狙っているケースもあります。
メーカーやサービス業などあまり金融関係とつながりがない業界の会社であっても決算書などをみると証券や株の収益を計上しているのはこのためです。
一般的に企業発注のブローカー業務の方が扱う金額が大きいため、個人投資家に比べれば利鞘も格段に大きくなります。
しかし人数比で言えば、各個人の方が多いため個人投資家を無視できると言うわけではありません。

ディーラー業務

中には「株でそこまで利益が出るなら証券会社自身で取引を行えば良いじゃない」と考える方もいらっしゃいますが、実際に自分のお金で一般の投資家と同じように株などの有価証券を売買することもしています。
これをディーラー業務といいます。
確かに証券のプロである彼らからすれば、顧客から預かった金で取引を行い、利益の一部を収益とすることよりも、自分の資産を投資して収益を出した方が利益が大きいことは事実です。
しかしディーラー業務が本業となり、こればかり資金投入すると一般投資家との利害の衝突がでることになります。
株の発行数は無限ではないため、期待リターンが高く見込める株を丸抱えしてしまう恐れがあるためです。
従ってこれらを避けるために、自己売買基準というルールがあり保有できる証券の限度額や割合が決まっています。
またディーラー業務を専業とせずブローカー業務を組み合わせることは彼ら自身のリスク分散にもつながります。
株価が下落した際や見込みが外れた際の負債を少なくするとともに、ブローカー業務から得られる最低限の収益(取引手数料や会員費など)が保証されているためです。

投資をした方がリターンが大きい

我々一個人からすれば興味の対象は主にブローカー業務であり、自分の利益を上げたいとなれば投資のタイミングやどこの会社に取引を申し込むかが問題になってきます。
一般的に「金を遊ばせない」などという言葉がある通り、タンスにしまっておくよりかは投資をした方がリターンが大きいことは確率論的にも明らかです。
もちろん、同時にリスクも発生するため、確実にお金が増える方法というものはありませんが、大まかな手法というものは確立されています。
なかでも金利・リスクフリーレート比較は投資のタイミングを図る上でわかりやすい指標です。

金利・リスクフリーレート比較

金利は多くの方が知っている通り、銀行に預けた貯金が一年でどれほど増えるかを示した割合であり、現在の日本では0.002%ほどとほぼ0に近い値となっております。
これが0金利と言われる由縁であり、100万円を一年預けていても20円程度の利息しかつかないことを意味しています。
これは各銀行が決められるものですが、一般的には日銀の方針に大きく左右されます。
ちなみにアメリカであれば1%、お隣中国では3.7%ほどとなっております。

またリスクフリーレートはその名の通り、元金が下がることなく利益が保証されている(金融商品の)利益率であり、一般的にはその国の国債を基準としています。
現在の日本の10年利回り国債で0.5%ほどです。
従って、銀行の最低限の利益はリスクフリーレート-貸出金利分が保証されていることになります。

株初心者であれば期待リターンは2%程度を目指す

これらの数字は現金の価値を表すものとされ、リスクフリーレートが低い=現金の価値が低い→投資をした方が高い利益率が見込める という関係式が成り立っています。
一般的に株初心者であれば期待リターンは2%程度を目指すものとされるので、もちろんお国柄もありますが、アメリカや中国では無理に投資を行う必要はないと結論づけられます。
逆に日本であれば株などの金融資産に手を出した方が銀行に預けるよりも元金が増えやすいという傾向にあります。

まとめ

これらを加味した上で、証券会社に取引を申し込むわけですが、重要な点は彼らの取引手数料です。
各証券会社が様々な商品を販売している上で、その手数料は同額ということはありません。
基本的にネット証券など、個人が主体となって投資を行うものは手数料が安く、証券会社が講座やアドバイスを行うフルコミッティタイプほど手数料は高くなります。
基本的には投資初心者であれば、市場の状況や投資そのものの責任と雰囲気を体験すると言う意味でも前者をお勧めいたします。
逆に投資詐欺が心配・堅実に資産を増やしたいと言う場合はフルコミッティタイプを選ぶことも一つの手です。

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よくある質問

Q1.投資で儲けるにはどうしたらいいのでしょうか?

A1.投資の成功は、市場環境、リスク許容度、選択する投資の種類など、さまざまな要因に左右されるため、投資で収益を上げる最善の方法は1つではありません。しかし、十分に分散されたポートフォリオと長期的な投資アプローチを組み合わせることが、一般的に投資で収益を上げる最良の方法と考えられています。

Q2.投資で儲けるにはどれくらいの時間がかかりますか?

A2.投資で儲けるのにかかる時間は、選択する投資の種類、市場の状況、投資金額など、さまざまな要因に左右されます。短期間で利益を得られる投資もあれば、大きなリターンを得るまでに何年もかかる投資もあります。一般的に、投資を長く続ければ続けるほど、時間の経過とともに成長する可能性が高くなります。

Q3.低リスクの投資で儲けることは可能でしょうか?

A3.低リスクの投資で儲けることは可能です。債券や預貯金などの低リスクの投資は、株式や不動産などの高リスクの投資と比べると、一般的にリターンは低くなります。しかし、リスクも低いので、リスクを避ける人や長期的な投資を行っている人には良い選択肢となります。ポートフォリオを多様化し、低リスクと高リスクの投資を組み合わせて保有することで、リスクへのエクスポージャーのバランスを取り、長期的にリターンを得る可能性を高めることができるのです。