自社で作った食べ物を包むプレスティック性のチューブや梱包などを、全て外部委託で作ってもらえることを、実際に食品を作る仕事を始めてから知りました。
それまでデザインもパッケージも全部自前で行わなければいけないと勘違いしていたため、デザイン力がないスタッフしかいない会社としてはすごく助かりました。
ではどんな形で外部委託、つまりアウトソーシングをしたのかについてお話させてもらいます。
でも一人の経営者の体験談なので、全員が同じようにいくわけではないことだけは覚えておいてほしいです。

希望通りに作っている会社や工場は本当に沢山あります

全国各地に食品パッケージを作っている会社や工場が、探してみれば本当に沢山あります。
大手のメーカーも小さな町工場のような所もあり、デザイン力も生産力も各社によって違います。
その中からこちら側のニーズに合った所を探す必要があり、適当に相談に行きやすい会社を選べばいいというわけではないのです。
コストを抑えたいのか、デザイン力で勝負をしたいのか、開けやすさや保存力の強さに重きを置くのかによって、依頼先はかなり違ってくることを経験から分かっていますから言っておきたいです。
小ロットの生産だけを注文するのか、いくつかのサイズのロットを注文するのかでも相談先は異なってくると言えるでしょう。
我が社の場合は小さいロットの物を沢山作ってほしいという注文でしたので、その点で実績のある地元業者を利用させてもらいました。
ただそこに頼むのは生産のみで、デザインは違う会社に依頼を出したのです。
コストに関してもかなり打ち合わせを繰り返しました。
一円どころか一銭の値下げが叶えば、こちら側にとって大きな利益に繋がったからです。
時には取引先と揉めてでも、自社の利益を追求すべきだということをこの時に知りました。
とはいえ値下げ交渉にはどの会社や工場も普通に訊いてくれますから、ちょっと相談があるくらいのトーンで話しかけてみるといいでしょう。

デザインだけを外注することも可能です

どんな商品を売る時にも同じことが言えますが、食品パッケージのデザインはターゲットに合わせて作ることが大切だとされています。
美味しい商品を作ったとしても、箱とかロットにくっ付いている写真やイラストがまずそうだと、その商品は手に取ってもらえないからです。

でも残念なことに我が社にはデザイン能力に優れた社員やパートさんがいませんでした。
だからデザインだけを外注できる会社さんの力を借りて、商品を完成させたという過去があるのです。
もしもロットの生産には応じられるものの、デザインは請け負えないと言われてしまったとしても、別々の会社の力を借りればいいだけだということを経験談から言っておきたいです。
そして流石はプロの仕事と言えるような、見事なデザインを納品してもらえますので安心して委託していいでしょう。

ある程度はこっちの要望も聞いてもらえます

相手もプロですから信じて任せることも大切です。
でも売り上げに直結するデザインに注文を入れたいようなら遠慮なく言っておいたほうがいいです。
我が社の場合もこうして欲しいと言った要望を遠慮なく伝えました。
例えば食べ物をもっと大きく目立たせてほしいとか、会社のロゴやセールスポイントなどの文字を前面に押し出してほしいなどの要望です。
これらは客側の希望ですので、委託先も聞き入れた上で完成させようと努力してくれます。
納品までの一切を任せることで、商品開発に時間を割くというのも一つの手ですが、希望はまず間違いなく受け入れてもらえますから遠慮するだけ損だくらいの気持ちでいたほうがいいでしょう。

梱包材も専門の業者さんに任せられます

大切な商品をお店まで送る際に必要なのが梱包材、その梱包材も専門業者さんに作ってもらえます。
しかも食品パッケージと同じロゴなどをプリントしてくれますので、商品の取り違えが起こりにくいといったメリットが得られるのです。

用意が全部終わったら納品するだけ

食品パッケージのデザインも完璧、制作も専門の会社さんが引き受けてくれた、梱包材も無難に用意できた、あとは商品を売りに出すだけです。
その納品は我が社の場合は全部自社の社員が行っていますが、その気になれば納品も委託することが可能です。
毎日普通車やトラックを運転できる人材を確保できないという会社さんは、外注できることを覚えておくだけで安心感につながるのではないでしょうか。
スーパーや道の駅に置いてもらう食べ物を、一人で作っているような人も搬送を外注してしまうといいでしょう。
我が社のようにある程度の数の社員を抱えていない個人事業主の方は、すべてを一人を行おうとすると仕事量が多すぎて無理が出てしまうからです。
経費を利益が上回ればいいだけの話ですので、食品パッケージを外部の人に作ってもらうのと一緒で、委託を上手に活用することが大切だと最後にアドバイスしておきたいです。

 

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